ステップ8、9では履帯を組み立てます。連結式ですが、一枚一枚を繋ぐのは起動輪および誘導輪に巻きつける部分のみで、あとの直線部分などは一体型パーツとなっており、ファインモールドの製品群のなかでは組み立て易いほうに属します。特にC23は上部転輪にかける位置が定まっていますので分かりやすいです。
パーツを切り出して並べました。
一番分かりやすくて位置が定まっているC23を基準として、その両側から組み立てていく形でC8を繋いでゆきました。流し込み接着剤が固まる前に起動輪および誘導輪に巻きつけて形を作りました。
これらの履帯は上図のように分割しておき、塗装後に組み立てることにしました。
ステップ10および11で車体各部を組み立てます。ステップ12と13では、車外装備品などを組み付けますが、大半は塗装後の組み付けになりますので、ここでは仮組みだけして接着しないでおきました。
ステップ10です。
組み上がりました。
ステップ11および12です。12のスコップやパールは塗装後に組み付けます。
組み上がりました。
ステップ13です。
組み上がりました。ジャッキ本体は塗装後に組み付けます。
ステップ14から16まで、車体後部の各所を組み立てます。
ステップ14です。ワイヤー装備の状態を選択してパーツを準備しました。
組み上がりました。ワイヤーA17、ワイヤー留め具のA13およびA15は塗装後に組み付けます。
ステップ15です。
マフラー本体が組み上がりました。
マフラーを車体に仮組みして合いをチェックしました。マフラーとパーツA26は塗装後に組み付けます。
ステップ16です。マフラーカバーはエッチングパーツで、これを曲げ成形するための治具A31が付きます。
曲げ成形して車体に仮組みしました。片側にツメがあって車体の穴に差し込み、片側は車体のモールド突起に引っかけて固定する形です。九七式中戦車シリーズの両サイドツメ差し込みに比べて扱い易いです。 (続く)