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Channel: 気分はガルパン、ゆるキャン△
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大洗女子学園 Sd.Kfz.254ザウラーRK-7 作ります!! その1

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 去る8月28日の模型サークルの定期会合にて、AFV部会のUさんに上図のキットを頂きました。「これガルパンに出てる装甲車やろ?俺ずっと作らんかって押し入れに入れたままやったんで、あげるよ」と言われての事でした。 
 しかし、ただ貰うだけというのも申し訳ないので、こちらもずっと積んだままだったピットロードの艦船キットの「水上機母艦君川丸」をあげました。相手は大喜びで、「これは面白そうな船やね。俺の艦隊にゃ初めての水上機母艦やでぇ」と話していました。最近は「艦隊これくしょん」のブームがサークル全体に広がっているらしく、AFV部会でも数人のメンバーが艦船キットにハマり出していると聞きました。

 ですが、ガルパンのブームはどういうわけかあまり広がっておらず、サークル仲間ではTさんとIさんの二人のみ、あとは交流サークル仲間のモケジョさん7人ぐらいのもので、サークル全体の中では少数勢力に属します。なんでこうなるんだろう、巷ではもうガルパンはオワコンなのかなあ、などと思ったりもしました。

 さて、Uさんに頂いたのは、ドイツのSd.Kfz.254という装甲車のキットでした。1/35スケールとしては、上掲のホビーボスの製品が唯一の市販品です。日本のメーカーからは出ていません。

 

 「これガルパンに出てる装甲車やろ?」とのUさんの言葉通り、このSd.Kfz.254装甲車は劇場版DVDの特典OVA「愛里寿・ウォー」にて大洗女子学園の所有車輌として登場します。御覧のように生徒会三役らが、学園艦内での移動用に使用しているようです。

 

 「愛里寿・ウォー」での描写はわりと多く、正面観、側面観のほかに上部拡大のシーンもあって、この種の脇役車輌としては割合に情報量が多いです。無いのは背面観ぐらいでしょうか。

 

 パッケージを開けてみました。ホビーボスの製品名は「ドイツSd.Kfz.254装輪装軌併用装甲車」となっていますが、ここでは「改訂版」ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア」の212ページの記載にしたがい、Sd.Kfz.254ザウラーRK-7、とします。

 上図の右は組み立てガイド図と塗装見本図とデカールです。ガルパンの劇中車は塗装図の二通りのカラーとは異なる色をまとっていますので、「愛里寿・ウォー」の各シーンを検証しながら適応カラーを絞り込むことにしました。

 

 装甲車輌としては比較的小型の部類に属するそうで、車体パーツもこじんまりとしています。各部のパーツも小さなものや細かいものが多いです。もともとホビーボスは中国のメーカーだけにパーツ割りも細分化される傾向がありますが、小型車輌ほどその度合いが増しているような気がします。履帯もマジックトラックなので、慣れている人でないと、組み立てるのは大変そうです。

 かくいう私は、ホビーボスのキットは今回が初めてでした。ガルパンのアニメに登場している車輌で、適応キットがホビーボス製品のみ、という例は現時点ではSd.Kfz.254ザウラーRK-7だけであるからです。コミック版に範囲を拡げれば、さらに幾つかの事例が挙げられますが、そのなかには、最終章シリーズに登場する可能性がある車輌が含まれるかもしれません。

 

 ステップ1です。転輪類、背面ハッチ部分、足回りの側板などを組み立てます。

 

 転輪類のパーツ類は細かいので、紛失しないように気をつけました。今回のキットは京都の下宿で製作したので、模型製作用ツール類も最低限でした。工作用マットを忘れたので、テーブルの上に紙を敷いて作業しました。照明も自宅のよりやや暗いので、画像も暗めになっています。

 

 組み上がりました。

 

 ドンドン組み立ててゆきます。

 

 組み上がりました。とにかく楽しいので、いつもは退屈な下宿の夜も有意義に過ごせました。

 京都の下宿は会社のシェアルームなので、私物が最低限になります。テレビも共用ルームにしか無いので、自室に居ると夜は退屈です。京都は夜も賑やかですので、外へ出れば色々と面白いのですが、お金があれよあれよと言う間に減ってしまいます。
 しかも夏場は盆地の常でものすごく暑く、汗かきの故に外へ出るのもシンドイので、休みの日には冷房の効いた部屋でプラモデルを作る、ぐらいしか楽しみがありません。ですが、大きなキットを持ち込むとかさばって四畳半の部屋が狭くなってしまいます。

 なので、今回のキットのような、小型車輌を選んだわけですが、意外にもパーツが細かくてかなり難度の高いキットであることに気付きました。退屈しのぎには、かえって良かったかもしれません。  (続く)

  


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