去る4月23日にKADOKAWAより発売されました「ガールズ&パンツァー フェイズ エリカ」の第3巻です。これがラストであり、逸見エリカを主人公とするストーリーのアニメ本編への繋がりが形として示されます。
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本シリーズの完結により、ガルパンのテレビアニメ本編と密接に繋がる外伝系のコミックシリーズは、全て幕を下ろした形になります。次なる連載が発せられるとすれば、それは「劇場版」や「最終章」絡みの内容になるかもしれませんね。
当方は、去る4月26日の三度目の「ゆるキャン△」山梨巡礼の際に甲府駅ビル内の書店で買ってまいりました。帰りの列車内で読みましたが、なかなか楽しい内容だったと思います。
黒森峰女学園チームが、かつて継続高校との試合で苦戦させられた、というのはアニメ本編での西住みほの述懐でありましたが、これをひとつの物語として描くとなると、これだけの量になるものですね。
個人的に面白かったのは、継続高校チーム隊長トウコの奇人ぶりと、それを表徴するかのような搭乗車T34/76の派手な塗装色でした。カラーページでみる限り、紫と青緑とグレーのストライプ塗装のように見えます。T34/76そのものは1943年型のようで、プラウダ高校チームが使用している型とは異なります。ゴーリキー第112工場で生産されたタイプに近いようです。
このT34/76をプラモで再現するならば、ドラゴンやICMなどの製品を使用してフィンランド軍仕様に改造するという形になるでしょうね。
あと、副隊長リリのT-28E中戦車も面白そうですね。ホビーボスから適応キットが出ているようです。黒森峰女学園チームの諸車輌と併せて、フェイズエリカ版仕様にて再現してみるのも面白そうです。