今年2017年2月4日の豊郷行きで始まった「けいおん」聖地巡礼も今回で五回目となりました。「けいおん」シリーズは、今まで述べてきたガルパン、ひなビタに比べると聖地スポットが格段に多いので、聖地巡礼を楽しむには格好のアニメ作品です。1期、2期をあわせて41話が放送され、全ての回に色々な場所が登場しています。これらに劇場版の分も加えると、主なスポットだけでも100ヶ所余りの多きにわたります。
その大部分は京都の各地に分布しているため、京都観光と組み合わせると魅力も楽しさも倍加します。ですが、広範囲にわたりますので、一度に沢山回るのは不可能です。京都だけでも大まかに分けると6、7つのエリアに大別されますので、整理区分して順に回っています。
4月5日実施の巡礼は、宇治市エリアをメインとしました。宇治市には京都アニメーションの本社および直営ショップもありますのでこれらも巡礼コースに組み入れ、さらに大阪府内の一ヶ所も追加して、車で回りました。
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京都西大路の下宿を出て、鳥羽街道、阪神高速8号線、京滋バイパスを経て宇治西インターで降り、桜が咲き始めた宇治川西堤の府道241号線から回り込みました。45分ほどで最初の聖地スポットである、JR宇治駅に着きました。
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JR宇治駅は、上図のように、2期第12話「夏フェス!」に登場する、主人公たちの集合地の駅のモデルになっています。色々と一致するなかで、駅舎の屋根だけがわざと変えてあります。全部一致させればいいのに、と思うのは私だけでしょうか。
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JR宇治駅は、奈良に住んでいた頃から何度も利用しました。大学時代以降の私の主な研究テーマが藤原時代仏像彫刻史およぴ仏師定朝の作品、でありましたので、定朝の唯一の遺作が伝わる宇治の平等院へ基礎学習の積み重ねの為によく出かけたからです。奈良からは、JR奈良線で一本で行けます。
その頃と比べると、駅前は再整備事業によって装いを新たにして、見違えるようになっていました。その景観が、そのまま「けいおん」に登場しています。上図のアングルなどがそうです。
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このシーンですね。夏フェスへの出発地の駅に朝早くやってきた中野梓が、最初に着いたのは自分であると気づく場面です。実際には、既に平沢唯が来ていて、バレないように顔を隠したまま、奥のバス停の屋根下に居ます。
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同じ位置で、西を向いた図です。塀の奥の建物はセブンイレブンですが、近年の再整備事業に合わせて景観配慮型の外観に建て替えられたようです。
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同アングルの劇中シーンです。中野梓の後ろの木と自転車放置禁止区域標識が一致します。
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さらに同じ位置で北を見ると、駅舎の西階段口があります。
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視点を少し右にスライドさせれば、劇中シーンの景色そのままになります。
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このシーンですね。バスが来たのになかなか来ない先輩に電話で催促しようとする中野梓、その後ろで帽子とサングラスを取りつつ白状せんとする平沢唯、の場面です。
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そういえば、この街灯も既視感ありますね・・・。
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このシーンですね。劇中では早朝の夜明け前の時間帯でしたので、まだ明かりがともされていたわけですね。
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で、全員が集合してこの停留所から高速バスに乗っていったわけです。実際のバス停も京阪や近鉄などの高速バスの発着場として使用されています。
劇中に登場する、唯たちが乗った高速バスも、実在の京阪宇治バスの車両と同じカラーリングですが、この日は実物を見ることが叶いませんでした・・・。 (続く)
その大部分は京都の各地に分布しているため、京都観光と組み合わせると魅力も楽しさも倍加します。ですが、広範囲にわたりますので、一度に沢山回るのは不可能です。京都だけでも大まかに分けると6、7つのエリアに大別されますので、整理区分して順に回っています。
4月5日実施の巡礼は、宇治市エリアをメインとしました。宇治市には京都アニメーションの本社および直営ショップもありますのでこれらも巡礼コースに組み入れ、さらに大阪府内の一ヶ所も追加して、車で回りました。

京都西大路の下宿を出て、鳥羽街道、阪神高速8号線、京滋バイパスを経て宇治西インターで降り、桜が咲き始めた宇治川西堤の府道241号線から回り込みました。45分ほどで最初の聖地スポットである、JR宇治駅に着きました。

JR宇治駅は、上図のように、2期第12話「夏フェス!」に登場する、主人公たちの集合地の駅のモデルになっています。色々と一致するなかで、駅舎の屋根だけがわざと変えてあります。全部一致させればいいのに、と思うのは私だけでしょうか。

JR宇治駅は、奈良に住んでいた頃から何度も利用しました。大学時代以降の私の主な研究テーマが藤原時代仏像彫刻史およぴ仏師定朝の作品、でありましたので、定朝の唯一の遺作が伝わる宇治の平等院へ基礎学習の積み重ねの為によく出かけたからです。奈良からは、JR奈良線で一本で行けます。
その頃と比べると、駅前は再整備事業によって装いを新たにして、見違えるようになっていました。その景観が、そのまま「けいおん」に登場しています。上図のアングルなどがそうです。

このシーンですね。夏フェスへの出発地の駅に朝早くやってきた中野梓が、最初に着いたのは自分であると気づく場面です。実際には、既に平沢唯が来ていて、バレないように顔を隠したまま、奥のバス停の屋根下に居ます。

同じ位置で、西を向いた図です。塀の奥の建物はセブンイレブンですが、近年の再整備事業に合わせて景観配慮型の外観に建て替えられたようです。

同アングルの劇中シーンです。中野梓の後ろの木と自転車放置禁止区域標識が一致します。

さらに同じ位置で北を見ると、駅舎の西階段口があります。

視点を少し右にスライドさせれば、劇中シーンの景色そのままになります。

このシーンですね。バスが来たのになかなか来ない先輩に電話で催促しようとする中野梓、その後ろで帽子とサングラスを取りつつ白状せんとする平沢唯、の場面です。

そういえば、この街灯も既視感ありますね・・・。

このシーンですね。劇中では早朝の夜明け前の時間帯でしたので、まだ明かりがともされていたわけですね。

で、全員が集合してこの停留所から高速バスに乗っていったわけです。実際のバス停も京阪や近鉄などの高速バスの発着場として使用されています。
劇中に登場する、唯たちが乗った高速バスも、実在の京阪宇治バスの車両と同じカラーリングですが、この日は実物を見ることが叶いませんでした・・・。 (続く)