今回のタミヤ旧ラングの改造にあたっては、転輪の交換が不可欠となります。上図は手元にあった、今は無きトライスター社のドイツⅣ号系車輌ホイールセットです。いずれ公式キットのほうでもラングを作る予定がありますので、あらかじめ中古ショップで見つけて確保しておいたものです。
改造にとりかかりました。上部の鋼製転輪4個などをニッパーやアートナイフ等で除去しました。
側面のシュルツェン架も、位置が異なるものを全て外しました。
背面の横置き型排気管も取り除きました。
トライスター社のドイツⅣ号系車輌ホイールセットを開封して、転用するパーツを準備しました。
上図のように、鋼製転輪が4個、上部ゴム付き転輪が6個、が必要です。
組み上がりました。
削り取った痕跡をパテ盛りで埋め、乾燥後にヤスリがけして均しました。ダンパーの最後尾の1個を削り取りまして、その穴もブラ材で埋めました。
新しい上部のゴム付き転輪3個を取り付けました。1番と3番は元の位置をほぼ踏襲しますが、2番だけは劇中車にあわせて後ろにずらし、高さも少し下げました。
転輪の前2個を、左右で鋼製転輪に交換しました。あとの転輪はキットパーツのままです。欲を言えばそのハブキャップも後期型なので、劇中車の中期型に変更したいのですが、交換できるパーツが不足していました。トライスター社のドイツⅣ号系車輌ホイールセットに該当パーツがあるのですが、それらはいずれ作る予定の公式キットのほうに転用する予定だったからです。
とにかく、ガルパンのラングを作る場合は、タミヤ、ドラゴン、イタレリのいずれを使っても足回りパーツの転用交換が必須となります。特に転輪ハブキャップは数が満足に揃わない場合が多いので要注意です。公式キットはドラゴン製品ですから、これもやっぱり上部転輪や転輪ハブキャップの交換が必要になります。
排気管はドラゴンのジャンクパーツにあった縦型排気管2本に差し替えました。しかし、その上端につく偏向ノズルのパーツが全然無いため、とりあえず上図の状態でいくことにしました。 (続く)