今回の作業で、一階の展示にも追加品を組み入れました。上図はウェーブのきぐるみ放課後ティータイム5体です。交流サークル仲間のモケジョさんより寄託提供いただきました。石川県金沢市の実家より取り寄せて下さったそうです。
上図の一番くじプレミアムのきゅんキャラ不思議の国deティータイムシリーズも、欠けていた田井中律が補完されて全5体が揃いました。
上図は、当方がねんどろいどの一部を改造して再現したわかばガールズの5体です。中野梓部長、平沢憂は既製品ですが、鈴木純、斉藤菫、奥田直は、既製品を利用して色々交換や改造を行って再現しました。
それで愛着もあって、個人的には手元に置いておきたかったのですが、モケジョさん達に「わかばガールズが居ないと「けいおん」展示が締まらない気がする、どうしても寄託してほしい」と説得され、陳列に加えることになったものです。
とりあえず、なんとかまとまりました。小物類はKさんが奥の棚に殆ど入れていました。物置にもまだ沢山の小物類がありますが、全てを展示するのは書架棚スペースが足りなくて無理です。
一階左奥の、ぬいぐるみ類の棚の上にあったケース入り展示品を、右の本棚の上にいったん移しました。私が、ぬいぐるみ類の棚の上にも棚かひな壇を増設しよう、と提案したからです。とりあえず寸法を測り、どのように増設するかを相談しましたが、この日の内には結論がまとまらず、後日また検討しよう、ということになりました。
以前から気になっていた校舎のペーパークラフトは、とりあえず一階右の棚内に仮収容しました。ですが、後の11月9日の作業にて二階からおろしたグッズ類と入れ替わる形で、元の位置へ戻りました。
下段には、物置にずっと眠っていた布製品類をKさんが並べました。そうして最後に保護ビニールを貼りつけました。
作業後、かねてKさんに連絡を受けていた、旧校舎三階の「部室」の準備室の整理状況を見に行きました。以前は隠れて見えなかった流し台が、御覧のように現れていました。劇中で琴吹紬が紅茶を入れるために準備していた空間にあたりますが、ここの水を沸かしていたのだな、とリアルに想像出来ました。流し台周りの調度品も、今回の作業時に入れてそれらしくセッティングしたものです。
この整理作業で不要なものは全て撤去、寄贈イラスト類は全て酬徳記念館に移しました。国登録文化財の建物のあちこちに、けいおん関連のグッズが散らばっている、というような状況は、文化財行政上の観点からしても、あまり歓迎されることではないからです。寄贈というと聞こえは良いですが、そのまま放置しているわけですから、所管の教育委員会などからすれば、ゴミを置き去りにしている、というのと同然に受け取られます。
今後、ファンはもう少し寄贈という行為を安直に考えず、真剣に検討したほうが良いでしょう。
以前あった自作イラスト等の寄贈品は片づけられてスッキリしていました。食器棚には、ムギの準備室らしくティーカップ類のみが並べられています。こういう状態のほうが、いかにもムギの存在が感じられてまいります。
ですが、食器に詳しい方に言わせると、「劇中とは関係ない品が殆ど」だそうです。劇中に登場したムギ持参の食器類はもっと高価な舶来品ばかりで、数も最低限におさえてあるらしいです。その通りに再現してみる、という選択肢もありますが、フィギュア展示整理よりも手間と費用がかかりそうです。
手前には、映画版に登場した食器などが並べてあります。寄贈品のようですが、劇中でトンちゃんの水槽に入れられたものの元ネタとみられます。と言うか、よく実物を見つけてくるもんだなあ、と感心しつつ、Kさんと「どなたが寄贈したんでしょうね」等と話しました。
ですが、その寄贈した方と後に思いがけない形で縁が出来ることになります。まったく、何がどうなるか分からないものですね・・・。
部室には、ケロも置いてありました。ポーズは劇中と異なりますが、いちおうケロです。
この日は作業が早く終わりましたので、16時前には退出しました。次の作業日は11月9日で、その日にフィギュア展示追加品が一挙に多数入る見込みですので、計画や段取りをKさんと細かく打ち合わせて解散しました。 (続く)