トランぺッターのZiL157のキットから転用するパーツの二つ目は、上図に示した荷台部分です。取り付け位置もやや異なりますので、図面をみながら調整して取り付けます。
御覧のように、キャブと荷台との間に予備車輪架が入りますので、その空間を決めた上で、荷台の取り付け位置を決めます。
トランぺッターのZiL157のキットから転用した荷台部分のパーツ群です。
組み立てて、劇中車の状態に改造しました。左右の柵の上部をカットしました。
こんな感じです。
関連パーツもいったん準備しましたが、ガソリン缶はZiS151トラックの図面には無かったので、使用しませんでした。
荷台下の桟のパーツも、トランぺッターのガイドの取り付け位置とは異なることが分かりましたので、図面を参考にしながら取り付け直しました。
シャーシーに仮組みしてみました。予備車輪架および車輪との位置関係をみながら、大体の取り付け位置を見定めました。燃料タンクのパーツもついでに仮組みして、全体の見栄えをチェックしました。
取り付け位置を決めて接着しました。
後輪を仮組みしてみました。
燃料タンクの取り付け位置も決めて接着しました。
荷台とキャブの間には、予備車輪架が入ります。燃料タンクの上にあたります。
予備車輪架を取り付けました。そのままですと位置が低いので、シャーシー上にブラ板で台を作って高さをとり、その上に予備車輪架を載せて接着しました。
以上で、塗装前の組み立て工程を全て完了しました。ソ連軍のトラックは、戦車よりも大きなものが多かったことで知られていますが、今回のZiS151トラックも、大型の部類に属します。なにしろ、車体の長さがティーガーⅡとほぼ同じなのですから。
それで、作っている最中に、何度も「これ本当に1/35スケールなのかな?」と思ったことでした。 (続く)