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けいおん!の聖地をゆく14 その6 松ヶ崎の唯の家の近くで

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 松ヶ崎の妙円寺橋への道を歩きました。稲穂も金色に転じつつあり、季節の移ろいが実感されました。ほとんど市街地化している京都市内では、こういった農地は郊外でないとあまり見かけなくなっています。
 このスポットは、1期第12話「軽音!」にて真鍋和の回想シーンに出てくる景色の元ネタです。

 

 デジカメのボタンを間違えて押してしまいました。道に落ちる私の影が写りました。

 

 この時のホシノの後姿です。 (ナガシマさん撮影)

 

 この時ホシノが撮った画像です。中央にそびえるのが比叡山です。

 

 妙円寺橋です。正式には妙円寺霊山橋といい、寺の管理墓地への入り口の橋です。1期第12話「軽音!」の真鍋和の回想シーンにて、平沢唯がこの橋の横でザリガニ捕りに夢中になっていました。

 

 そして、真鍋和の見ているこの景色の中を、平沢唯がザリガニで一杯になったバケツを持って歩いてゆくシーンがあります。真鍋和の家が、この道の先の近くにあるという設定であるようです。
 平沢唯の家も近いのですが、道順としてはこちらよりも、妙円寺橋から西に行って次の辻を左折したほうが近道になります。

 

 その、平沢唯の家への近道を実際に歩いてみました。妙円寺橋から西に行って次の辻に出ると、右手には上図のように妙円寺つまり松ヶ崎大黒天への参道入口が見えます。左手に進んで、平沢唯の家の場所にあたる地点に出て、斜め向かいにある民家の門塀を見ました。劇中の一文字とみの家のモデルになっている門塀ですが、中の民家建築もほぼ劇中のままであるようです。
 それから、劇中では通学路になっている北山旧道筋に進みました。

 

 北山旧道筋からは、五山送り火の一つ「法」の字が見えます。松ヶ崎の東山、 大黒天山と呼ばれる山の南腹にあります。西山の万灯籠山の「妙」と合わせて毎年8月16日の20時に点火され、夏の夜空に「妙法」の文字を浮かび上がらせます。

 京都造形芸術大学時代、松ヶ崎のマンションに下宿していた友人の家にゼミ仲間三人で押しかけ、そうめんとスイカを食べながらこの「法」の送り火を眺めた思い出があります。三階の部屋でしたので、周囲の景色も広く見渡せて、羨ましく思った記憶があります。

 その松ヶ崎の友人は、芸術学の絵画実習の仲間でしたが、歴史考古学関連でも趣味が合ったため、松ヶ崎大黒天山の東尾根に残る松ヶ崎城の遺跡を探索に行ったり、当時私が住んでいた奈良の家にも何度か泊まりに来て、奈良の古社寺巡礼を共にしたりしました。
 彼は、実家が島根県で、卒業後はUターン就職で松江に行きました。現在でも連絡を取り合っている数少ない学友の一人ですが、アニメには全く関心が無いので、けいおん関連については、全然話をしたことがありません。

 

 その、島根の友人の下宿していたマンションにも近い、この道路が劇中では平沢姉妹の通学路になっています。各話に頻繁に登場しますが、最も周辺の景観が明確におさえられるのは、2期第15話「マラソン大会!」あたりでしょうか。

 

 その通学路をスマホで撮影するナガシさん。そのリュックにつけられたけいおんグッズ類が誇らしげにチカチカ光って、ナガシマさんの熱狂的なファンぶりをアピールしてきます。
 最初は、缶バッジをずらりと並べて付けたい、とか言っていましたが、その通りにやっても実際の印象は大して変わらなかったのではないか、と思います。

 

 北山通に出ました。横断歩道を渡り、近くのバス停「松ヶ崎大黒天」から市バスの北8系統北大路BT行きに乗りました。
 ナガシマさんは、3月の初巡礼の時に地下鉄「松ヶ崎」駅から歩いたそうですが、松ヶ崎エリアはバス停の間隔も開いていますので、「松ヶ崎」駅からバス停「松ヶ崎大黒天」までは二つですが、かなりの距離があります。それについては、「結構歩きましたよ」と話していました。 (続く)

 


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