
軽音部部室の向かいには屋上への出入り口があります。普段は閉鎖されており、春秋の特別公開期間中や臨時イベントの際に公開されます。機会があればその時に参加し、この屋上を叫んで駈けたHTTの5人の心情を追いかけてみたいです。
この豊郷小学校は、隣の近江八幡市を中心に点在するウィリアム・ヴォーリズの建築群の一つに連なって国登録文化財に指定されているため、文化財保護法の規定によって国民への公開義務が課せられます。近江八幡市でも春秋の特別公開時期を設けて幾つかのヴォーリズ建築を一般公開しています。
私は平成三年と六年に、その近江八幡市での特別公開を見に行ったことがあるのですが、その頃はまだ豊郷小学校は修理も文化財登録もなされていなかったため、見学対象には入っていませんでした。それどころか、それ以降の豊郷町の汚職疑惑問題に絡んでの町長と住民の対立騒ぎがニュースでも時々報じられ、そちらの影響で豊郷のイメージが悪くなったのを覚えています。

唱歌室ステージ脇の準備室に飾られたイラストの一枚です。絶対合格の言葉通り、平沢唯は他の三人と共にN女子大への合格を果たしています。
関西地域で、普通に「N女子大」といえば大体は奈良女子大を指すのですが、西日本の女子大の頂点にたつ国立の名門です。

唱歌室ステージ上に展示されているけいおんベース2点です。前回の訪問時にはナガシマさんが右の方を構えて秋山澪になりきっていましたね・・・。

ステージ上から唱歌室を見渡しました。2期第7話「お茶会!」のシーンが鮮やかに思い出されます。秋山澪の視点も擬似体験出来るので楽しいです。

ステージ上から右袖の準備室を見ました。2期第7話「お茶会!」のお茶会で進行を務めた平沢唯と田井中律が待機していた位置だったかな・・・?

準備室からみると、ステージはこんな感じです。劇中でも一瞬ですが似たようなアングルが出ていたと思います。

軽音部部室、実際には会議室の出入り口の内側横に貼られたマップや注意書きです。秋山澪のイラストがいい味を出していますが、実際の女子高校生にあれほどの恥ずかしがり屋さんは極めて稀であるような気がします。

昼になったので、とりあえずどこかで昼食をと思い立ち、部室を出て階段を下りました。

二階の廊下です。何度見ても良いですね。

階段も、ただ下りるだけでは飽き足らず、劇中の各シーンを思い出しながらの撮影に走ってしまいがちです。

この、玄関から噴水方向を見た図は、劇中では見なかったように思います。

太陽がやや西に寄りはじめていたので、校舎正面壁面にも光が当たるようになってきていました。屋外でのフィギュア撮影は、午後からのタイミングが適しています。

ちょうど人影も絶えて、実に良い雰囲気の桜景色になっていました。桜が丘高校の風景は、やっぱり桜咲く頃が一番似合います。

ちょっと試しに、ねんどろいどの平沢姉妹を撮ってみました。まだ太陽との位置が合わないので対象に陰が大きく入ります。今回はアルミホイルで自作した簡易レフ板も持参して、使ってみましたが、仕上がりがいまいちでした。

居合わせた巡礼の方に、ねんどろいどの撮影をさせて下さいと頼まれ、快く応じました。楽しそうにスマホを近づけて撮っていたのは、埼玉県からの学生さんでした。
彼もフィグマの秋山澪を持参していたので、フィグマの撮影の話を少しして、その後、お互いに記念写真の撮り合いをしました。 (続く)