
私たちが店内のけいおんコーナーを見学している間に、店主大村さんは店先にテーブルや看板を出して上図のフィギュア等の展示をしつらえていました。けいおんデザインの車のプラモデルの完成品も出してありました。
けいおん関連のプラモデルは、セガやアオシマが痛車を、プラッツが京阪電車ラッピング車輌を発売していますが、後者は私も完成品を見たことがありません。大村さんに訊いてみましたら、「いやあ、見たこと無いんやねえ、車はねえ、ウチにも幾つかあるけどねえ」との答えでした。

店内にエレキギターが置かれているのを見ていたら、大村さんが奥から別のギターを持ってきて見せて下さいました。放送5周年を記念しての「K-ON! 5th あにばーさりー」イベントキャンペーンに関連して「アニまるっ!」より限定販売されたスピーカー内蔵の痛ギターでした。

中古ショップの案内カタログやネット上の画像で見て知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。発売当時の価格が34800円、電池を入れれば演奏できるもので、ケーブル等が不要です。バックには放課後ティータイムのロゴマークがプリントされていますが、写真を撮り忘れました。楽器ですが、インテリア品としての性格が強いようです。

しばらくグッズ談義で盛り上がり、田井中律の使用したラミーのシャーペンについてもナガシマさんが熱っぽく語っていました。大村さんもけいおんファンですから、大変な関心を寄せて熱心にメモをとったりしていました。
ナガシマさんは、けいおんの再放送を観て間もない頃に、ラミーのシャーペンに目をつけてすぐに購入し、ブログにも紹介記事を載せています。こちらとこちら。2009年の放送開始時からのファンである私よりも深くハマり、熱い情熱を注いでいることが分かります。ガルパンのガの字も出てこないという、劇的な変貌ぶりです。

大村さんに笑顔で見送られて退出し、昼食にするべく中山道沿いのうどん屋さん「玉屋」に寄りました。店先に貼られた上図のポスターは、HTTメンバーを5周年記念あにばーさりーの衣装にて描いてあります。最初は公式品かと思ったのですが、右下に作者のペンネームが入っているのでファンアートだと分かりました。見事なイラストです。

この日はちょっと寒かったこともあり、揃って温かいうどんをいただきました。ナガシマさんは肉うどん、私はきつねうどんでした。(上画像はナガシマさん撮影)

昼食後は中山道を北上して豊郷小学校へ向かう予定でしたが、車の往来が激しく道端を歩くのも危険なので、ナガシマさんの提案で東側の路地を進むことにしました。
豊郷町は、江戸期までは東近江の幾つかの村落から成る惣村の形態を保っていた歴史があり、町制施行は昭和46年からですが、それでも開発発展とは無縁のまま現在に至っているため、かつての豊郷村の景観がほぼとどめられています。駅や役場や病院がある地区を出れば、周辺には田園が広がります。近畿地方の穀倉地帯の一つとされる犬上郡エリアの風景です。
なので、江戸期までは中山道の宿場が置かれたといっても、繋ぎの宿場であったため、町並みが形成されるには至っていません。それよりも、本願寺系の門徒の多さを示すかのような、立派な浄土系寺院の甍が目立ちます。上図左に見える建物は仏願寺のそれです。(上画像はナガシマさん撮影)

駅前の辻を経て駅方向に進み、平沢唯の飛び出し看板の辻で再び北に折れ、豊郷病院の前を過ぎて料亭「三羽鶴」の前にさしかかると、別の飛び出しキャラ看板がありました。「らきすた」の「泉こなた」でした。「けいおん」以外のキャラもあると聞いていましたが、実物は初めて見ました。
早速スマホで撮影するナガシマさんでした。

裏面の表情は違いました。むしろこちらが、アニメ劇中のお馴染みの表情ですね。

更に北へ歩いて料理店「豊辰」の店先に行くと、向かいの駐車場脇にも飛び出しキャラ看板がありました。これは間違いなく「若王子いちご」です。平沢唯たちの3年2組のクラスメイトの一人で、モブキャラクターの中では立花姫子に次ぐ人気を誇ったそうです。
しかもジャージ姿であるのがポイント高いですね。この姿は確か2期第17話の体育館でのシーンにあったような・・・。

豊郷小学校の南東辻に至り、また別の飛び出しキャラ看板を発見しました。どう見ても「初音ミク」ですね。豊郷町もなかなかノリノリですね。この勢いでガルパンキャラが加わったりしたら楽しくて笑えますね。

早速「初音ミク」のキャラ看板を撮影するホシノでした。背景の左右の信楽焼とおぼしき屋根瓦の建物は豊郷小学校の現校舎および付属幼稚園の施設です。中央奥に見え隠れする白い建物が、目指す旧校舎群です。(上画像はナガシマさん撮影) (続く)
ナガシマさんのブログでの同日レポートはこちらとこちら。