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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く33 その8 「梅原屋での戦車披露です!!」

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 ミニミニホビーショー会場からアウトレットに戻り、遅い昼食を上図のレストラン「ピアジェ」でいただきました。Oさんも私も初めて利用しましたが、中は広くてゆったりしており、窓から日本丸も望めましたので、なかなか楽しくくつろげました。

 この食事中に、昨晩に宿で話し合っていた「K作戦」ことカノウヤさんコーナー応援の件を具体化させようということになり、例の巨大な陳列什器を移動すべく人手を集めよう、と決まりました。やるなら、多くの有志が大洗に集まって来る明日つまりあんこう祭当日しか無い、この機会を逃したらいつやれるか分からない、という結論に至って二人とも決心がつきました。

 このカノウヤさんコーナー応援の件は、もともとはOさんが以前から寄贈支援している公式缶バッジの陳列展示をもっと綺麗にして見やすいものにすべく、例の巨大な陳列什器を活用しよう、という案から派生した思いつきでした。私自身が豊郷での「けいおん」展示整備の経験があるため、その教訓や知見をふまえて色々な提案を出したところ、それまで具体的な段取りイメージが無かったOさんがそれに乗ってきた、という流れでした。

 カノウヤさんコーナーというのは、カノウヤさんの店内の左側にある、イートインスペースを含めた空間のことで、その半分以上を例の巨大な陳列什器が占めています。その什器は長いこと使っておらず、不用品なので、女将さんが事あるごとに処分したい、何とかならんか、と私たちに相談してきていました。

 それでOさんも私も、二年ぐらい前から、何とかしてあげたい、どうしたらいいだろう、等と話し合っていたのでした。そうしている間にファン常連各氏からの寄贈品が店内に増えていて、しかもパン惣菜販売棚のすぐ横にも広がってきて、保健衛生上の懸念も生じてきたのでした。女将さんもそれを心配していたので、これはもう何とかしなくては駄目だ、すぐにコーナーを再編して寄贈品はまとめるか、パン惣菜販売に影響が出ないように処置すべきだ、と私自身が強調したのでした。それにOさんも同意し、やっと事が動き出した、というわけでした。

 早速、それぞれのガルパン仲間にツイッター等で連絡を入れ、明日17日の昼2時にちょっと手を貸して欲しい、カノウヤさんの巨大な陳列什器を皆で力をあわせて移動したい、という旨を伝えました。私はその直前にアウトレット内で出会ったKさんにも助力を直接依頼したので、あわせて3人ほどに来てもらえることになりました。Oさんも仲間の一人と連絡がついたようで、とりあえずは我々を含めて6人の人手が確保できるかな、ということになりました。

 カノウヤさんの例の巨大な陳列什器は、女将さんのお話では店舗開設時にクレーンで持ってきてセットしたそうです。見た目にも大きくて重量がありそうで、3、4人でも動かすのは無理だろう、というのが3月の海楽フェスタの際にもカノウヤさんの常連ファン数人で話し合っていた意見でした。その際に話し合っていたメンバーに、まずは打診したわけです。最低でも6人は必要、ということでしたが、、とりあえずはその人数が揃いそうになりました。

 ですが、後でカノウヤさんに立ち寄って女将さんに連絡すると、女将さんのほうでも店の常連さん3人に助力を頼んだとかで、その3人が店に居られたため、挨拶もさせていたたきました。これで9人が集まる予定となりました。
 かくして、「K作戦」ことカノウヤさんコーナー応援の件は、この時一気に立ち上がって計画され、明日17日の昼2時に実施、ということになりました。女将さんが大喜びだったのは、言うまでもありませんでした。

 

 とりあえず、明日の「K作戦」の計画がまとまったので、後でカノウヤにも立ち寄って報告しよう、ということになりました。その前に、梅原屋のNさんにも連絡する予定があったため、梅原屋へ向かいました。
 その途中でマリンタワー方向を撮ったのが上図ですが、スーパーのセイミヤが出来てから、すっかり賑やかになりましたね。

 

 梅原屋にて、例の持参戦車の披露にのぞみました。Nさんには前々から連絡していたため、一度実物を見せてくれ、と頼まれていたのでした。
 Oさんも加わって、しばらく模型や戦車の談義を楽しみました。

 

 

 この臨時展示中に、Nさんの仲間のガルパン巡礼の方が一人、模型を見て写真を撮ってゆかれました。鳥孝やカノウヤでの臨時展示タイムとあわせて、約20人ほどの方がこの戦車模型を撮影していった計算です。

 Nさんには、この模型をどうやって作ったか、アーセナル軍事博物館からいかにアドバイスを受けたのか、などを話しましたが、Nさんもガルパンモデラーですから、興味深々で色々質問も出してきました。
「これ、すごい価値あるよね、もうアーセナル軍事博物館に売っちゃえば?」
「いや、それはちょっと勘弁です。苦労して作ったんで愛着ありますから・・・」
「ああ、そりゃそうだろうねえ」

 

 この時、たまたま居合わせたガルパン仲間のSさんが撮ってくれた写真です。私の隣がNさん、右下に例の持参戦車模型も見えます。
 Sさん、どうも有り難うございました。お互い慌ただしくて話も出来ませんでしたが、また機会がありましたらリボンの武者の軽戦車群の話題など語り合いましょう。

 

 Nさんが見せてくれたBT-42です。夏の八朔祭の際に詳細を見学していますが、その数日後に心無いファンに荒らされたとかで、各所が破損したのだそうです。それを修理したのが、上図の状態でした。

 

 ですが、完全復旧には至らなかったようで、Nさんは「ミッコのハンドルが無くなってんだよ・・・」とボヤいていました。それを聞いて私も落胆しました。ミッコのハンドル、とは例の劇場版での装輪走行に転換する場面にてミッコがセットするあのハンドルです。それを劇中と同じように折り畳み式のギミックで再現した精巧なパーツだったのですが、失われてしまったのです。

「だからさー、もう何ていうか、モチベーション下がっちゃったんだよね・・・」
 Nさんのその気持ちは、私にも痛いほど伝わりました。苦労して作った作品を荒らされたら、私でも思いっきりやる気を無くします。一般的に、アニメコンテンツの挫折や衰退を招くのは一部の劣悪なファンである、とよく指摘されますが、その構図がピッタリと実感されました。

 ちなみに、私自身は自分の製作した模型作品を、自宅の外に持ち出した事はこれまでありません。今回の大洗あんこう祭初見学を記念して、完成したばかりのStrv m40L軽戦車を持参したのが例外中の例外です。
 大学生の頃から所属している京都の模型サークルが本来は模型サークルではないために展示会も一切やらず、他の展示会への参加もやらなかった歴史があるためもありますが、一番の理由は、持ち出すことによる破損、劣化を避けたいからです。文化財学専攻だったので、模型作品も一種の「文化財」とみなして大切に保管保存する、という意識が私の場合は強いです。

 なので、サークル交流仲間のモケジョさん達にどれだけ頼まれても、製作した模型作品を外に持ち出しませんでした。だから、モケジョさん達も心得ていて、私が京都市に引っ越してきて近所同士になってからは、定期的に遊びにやってきて、私の作品を見たり撮影したりしているわけです。

 ですが、Nさんは、「星野さんも作品を展示会に出したほうがいい、大勢のガルパンモデラーに見てもらったほうがいい」と以前から何度かすすめてくるのでした。6月の大洗での展示会にも誘って下さったのですが、当時の私には体調の面で余裕か無かったため、辞退した経緯がありました。
 それで、来年の6月の大洗での展示会にも誘われましたが、今度は私自身にも思うところが様々にありますので、参加を検討中です。一応、TwiPlaの該当企画にはエントリーしていますが、土日に休みがなかなか取れない職場環境であるため、参加出来るかどうかは現段階では分かりません。

 

 例の展示コーナーにてNさんの作品を見るOさん。展示コーナー自体は、八朔祭の数日後に心無いファンに荒らされた影響で縮小され、展示作品数も半分以下におさえられました。今後どのようになってゆくかは、Nさんも明るい見通しを語りませんでしたから、私自身はとても残念に思っています。

 ですが、この件が私にとっては大きな転機ともなりました。Nさんが作製し披露してくれた数々の魅力的なガルパンプラモデルジオラマの世界を、私も自身なりの視座で自分なりの作域を築くべく取り組んでみよう、と思いついたのでした。
 それで、リボンの武者のムカデさんチーム連合の軽戦車5輌のうちの2輌がインテリアキットであるのを、Nさんに倣って独自のカラフルな着彩で仕上げたました。続いて、5輌全てを自由配置可能な一種のジオラマを作れないかな、と模索しているところです。下手の横好きですが、下手なりに頑張ってみます。

 

 カノウヤさんに行く途中、江口又進堂の前で立ち止まりました。カバさんチームのパネルが揃っていたからでした。

 

 おなじみのガルパンコミックの作者さんの自筆イラストの見本もありました。実在するおりょうの銅像が元ネタであるようです。

 

 相変わらずの人だかりです。このお店はいつも人気がありますね。歴女マダムこと江口さんの存在がとても大きいですね。

 

 真田・・・いや左衛門佐のパネルは店内にも新旧2種が揃っています。

 その後、カノウヤに行って女将さんに例の件を連絡して明日の段取りを相談しました。女将さんが助力を依頼した3人の方にも挨拶しました。

 

 その後、Oさんが大洗駅へ行きたいというので、そのままついていきました。

 

 何かのイベントというか、インフォメーションコーナーで、何かを配布していたようで、それをOさんも貰っていたようですが、具体的には何であったのか、私には最後まで分かりませんでした。

 

 記念に駅舎内を撮っているOさんでした。  (続く)

 


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