ステップ20では、砲塔を車体にセットし、足回りなどを組み付けます。私の製作では、転輪は塗装後に取り付けますので、ここでは起動輪とライト類、排気管などを取り付けます。
起動輪とライト類のパーツです。右の小さなパーツC42はホーンのようですが、前作のトーガのキットには無かったパーツですので、取り付けるべきかどうか迷いました。
作中車の各シーンを改めてチェックしたところ、上掲のシーンにてライトの後ろにホーンらしき部品が付いているのを見つけました。そこでパーツC42もガイドの指示通りに取り付けることにしました。
組み上がりました。起動輪は接着せずに差し込んだだけですので、回ります。
ヘッドライトとホーンの位置関係はこんな感じです。作中車は左側面がみえるアングルでの描写が少ないため、車外装備品の有無に関しても断片的な情報しかなく、ほとんど推定で補うことになります。
続いて、排気管のパーツを取り付けます。
組み付けると、このような形状にまとまります。トーガのキットの排気管とは形状が違います。
ですが、作中車の排気管も御覧のように同じ形状です。これがT-70Mの特徴の一つでもあります。
上図の白いトーガのキットはT-70前期型なので、排気管の配置はシンプルです。
ですが、今回は異なる2つのキットでなるべく同じような仕上がりを目指してみる、というテーマで取り組んでおりますので、トーガのキットのほうを、ミニアートのT-70Mの諸特徴にあわせて改造してゆくことになります。改造箇所は排気管だけではありませんので、色々と手間がかかりそうです。 (続く)