上図は、最終章第1話の時点で出ていた、無限軌道杯のトーナメント表です。この時点ではまだ16チーム全ての校名が分かりませんでした。
それで、全国大会の16チームがそのままエントリーするのか、それとも新たなチームが入れ替わって登場するのか、の二種類の予想が様々に展開されていました。
そして第2話の劇中に、一瞬だけトーナメント表が出てきて、第1回戦の8試合の結果および8強のチームの顔ぶれが示されていました。
劇場で二冊に分けて販売されたパンフレットには、トーナメント表そのものは掲載されていませんが、上巻には上図のように第1回戦の結果、および第2回戦に進んだチームが列挙されていました。
結論としては、全国大会と同じ16チームがエントリーし、劇場版までに活躍した8チームが勝ち抜けました。お馴染みの顔ぶれであり、BC自由学園チームに続く新たなチームの活躍は、どうやら幻に終わるようです。
とりあえず、第2話のワンシーンのトーナメント表を、記憶をたよりに書いてみました。こういう並びだったかな、と思います。
これで見ると、期待されていたヴァイキング水産チーム、ボンプル高校チーム、青師団高校チームなどが全て敗退しています。マジノ女学院チームも、コミック版そのままの設定で登場しましたが、黒森峰女学園の重火力の前に壊滅しました。あと、島田愛里寿の地元のヨーグルト学園も破れましたので、島田愛里寿の編入先になるのでは、という大方の予想も外れました。
かくして、出揃った8チームは、かつて対大学選抜戦をともに戦った、お馴染みの常連でした。なんだ、と落胆した方もいらっしゃるのかもしれませんが、しかし、ガルパンというアニメにおいては、この8チームのいずれも出さないわけにはいかず、出さなかったらファンが怒るであろう、との基本認識が定まっていることと思います。
しかし、改めて8強の並びを見ますと、右側は、以前にも予想した通り、ほとんどヨーロッパ戦線の顔ぶれですね・・・。そして左側は知波単学園とサンダース大付属高校チームが居ますから、太平洋の日米決戦の雰囲気が濃厚になってきています・・・。大洗女子学園はともかく、継続高校はちょっと違和感がなくもないですね・・・。
でも、この継続高校が、第3話以降に大きくクローズアップされるような気がします。第2回戦で大洗女子学園は知波単学園と対戦しますが、これによって、かつての対大学選抜戦の援軍7チームのうちで、まだ対戦したことがないのは継続高校だけとなります。
ガルパンというのは、要するに大洗女子学園の戦車道チームの歩みが主軸となっているストーリーのアニメですから、他の常連チームとの対戦の連続が描かれるわけです。全く対戦しないままに終わるチームというのは原則として有り得ないと思いますし、そうならば劇中に登場している事自体が無意味になりかねません。この前提をふまえるならば、継続高校とは、いずれ一度はあいまみえる事になります。
上掲のトーナメント表を見ますと、大洗女子学園と継続高校がそれぞれ勝ち進めば、両者は第3回戦つまり準決勝戦で対決することになるのが一目瞭然です。
果たして、どうなるでしょうか。