去る3月25日に発売されました、「ガールズ&パンツァー リボンの武者」の第11巻です。ストーリーは一段落したようですが、さらなる展開があるようですから、次の巻へと続くのでしょう。 アマゾンでの案内情報はこちら。
発売日当日に、近くの書店で買ってまいりました。そのままディキャンプに行きまして、テントの中でコーヒーを飲みつつ読みましたが、なんかもう、胸熱ですね。面白いけれど、それ以上にジーンとくるものがあります。
個人的には、奈良グレゴール高校のカフカとミュシャのもののふ振りが、元奈良県民としてグッときました。戦国期の大和国の武将、筒井順慶と福住定慶を思わせて感動的でした。
模型的には、やっぱり上図のボンプル高校の7TP戦車のカラーイラストが良いですね。赤く燃えるが如きヤイカの闘志のままに、朱く染まった戦車の姿が素晴らしいです。
ですが、よく見ますと、転輪部分がこの戦車の本来の車体色のままに表されているようです。いわゆる「ポーランドグリーン」と呼ばれる色で、ミスターカラーでいえば明るめのオリーブドラブでしょうか。ミラージュホビーのキットの箱絵と同じです。
そして、作中車がいわゆる新車体の形状であることも改めて確認出来ます。リベットなどの描写から、作者が参考にしているモデルがミラージュホビーの製品であることも分かります。本来ならあるはずのリベットが省略されている部分が一致しますので・・・。
あと、ボンプル高校の車輌はみんな校章マークがついていないのですね。ちょっと残念です。
ところで、ボンプル高校は、アニメ最終章第2話の無限軌道杯にてアンツィオ高校と対戦します。予告編で一方のアンツィオ高校チームが幾つかの活躍シーンを示していますので、その対戦相手が全く出てこないというのは考えにくいです。7TP戦車ぐらいは出てくるでしょう・・・。