組み立てガイドの指示分の組み立てが全て完了した状態です。個人的な感想ですが、やはり今回のキットは劇中車のイメージに合っている気がします。前作のタミヤ製品にて覚えた僅かな違和感が、ここでは微塵も感じられませんでした。
三度、前作のタミヤ製品と並べて比較してみました。
両者の輪郭の差は、上図においても一目瞭然です。車長は同じですが、今回のズベズダ製品のほうが戦闘室が前寄りで、後部エンジンフードも短く、主砲が長いです。全体としてスマートに見えます。同じ車輌でも、メーカーが違うとこんなに異なるものか、と思いました。
最後に、残されていたガルパン仕様への工作を実施しました。上図のように左右フェンダーの後ろのステーを追加しました。これは前作のタミヤ製品でも同様の工作をしていますので、リベット等も同じように再現しました。
第二次大戦中の実車の写真を見ますと、この後部のステーはちゃんとあります。タミヤ製品もズベズダ製品も同じように省略しているのが不思議でした。
これで、塗装前の全ての工作が完了しました。
劇中車そのままの雰囲気が感じられます。違和感がまったくありません。
塗装作業に進みました。前作に合わせて、車体色はミスターカラーの黒森峰カラーセットの「黒森峰ゲルブⅠ」を使用しました。ベルト式履帯はミスターカラー28番の黒鉄色で塗装しました。
上部転輪はポスカの黒で塗りました。
転輪は、このように爪楊枝をさして、クルクル回しながらポスカの黒をあてて塗りました。手軽で数秒で出来ますので、個人的には気に入っている手法です。
転輪とベルト式履帯をはめこみました。
サスペンションのパーツをはめこみました。
これで足回りの組み立てが完了しました。
足掛けの73および94を取り付けました。履帯をはめた後でないと接着出来ないパーツでした。
背面右側の予備転輪をセットしました。 (続く)