ステップ3では、戦闘室や主砲を組み立てます。細かいパーツが集中しており、今回の制作のヤマ場と言えます。仮組みを丁寧に行って慎重に組めば、しっかりと仕上がります。
パーツを切り出して準備しました。
主砲のパーツ46と47を貼り合わせた後、先端のマズルの穴のモールドをピンバイスで一つ一つ貫通させました。前作のタミヤ製品でも同じ工作をやっています。
全てのマズルの穴モールドを貫通しました。これで劇中車と同じです。
大体の組み立てが終わった段階です。
ひっくり返して砲身の状態を再確認しました。細かいパーツを貼り合わせるので、接着剤が固まらない間はズレたり、落ちそうになったりします。
非常に精巧に出来ているのがお分かりでしょうか。操作ハンドル、照準器、額当てなどもパーツ化されています。
戦闘室を車体にセットしました。寸分の狂いもなく、ピッタリとおさまりました。
前作のタミヤ製品と並べて、改めて各所の寸法の差を確認しました。今回のズベズダ製品のほうが戦闘室が前に出ており、主砲も細くて長いです。劇中車にほぼ一致する輪郭を示しています。
車幅も、御覧のように今回のキットのほうが約2ミリほど広いです。これも劇中車に通ずる要素であり、総じて今回のズベズダ製品がアニメの劇中車のモデルなのではないか、と推測します。
なお、この製品がイタレリからのOEMであるようなので、イタレリ製品のほうが劇中車のモデルであるかもしれません。 (続く)