さる11月15日より、コミックウォーカーにて公開連載されている、新たなガルパンコミック「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」が、私の参加している模型サークルでも話題になっています。
コミックウォーカーの紹介記事はこちら。
作者のみらかわみちおさんは、宇宙戦艦ヤマトの大ファンで、編集者時代に「1999年ヤマト発進200年前記念本」を企画し、それが契機となって「宇宙戦艦ヤマト2199」の公式コミカライズの作者となり連載を行っていることで知られています。
私自身、中学生の時に宇宙戦艦ヤマトを観てアニメに目覚めた世代ですので、このヤマトコミックの作者のことは以前から知っていましたが、まさかガルパンのコミックに参入されるとは思いも寄りませんでした。
ですが、ガルパンのコミック群が多様化して世界観を拡げる過程においては、こういう新手の作者が入って新たな境地を切り開いてくれるほうが、楽しみも深まるというものです。同時に、公式設定だけでも内容が複雑化して多くの戦車道チームが登場していますので、その一つ一つにスポットをあててゆくという流れが、今回の新連載によって定着化してゆくのでしょう。
ともあれ、この新連載では、公式において二次追加となったチーム4校のうちの伯爵高校チームを初めて主役に据えています。福島県のチームですので、東日本震災復興応援へのメッセージも込められているのでしょう。
このコミックに関しては、サークルのアニメ部会の連中が「ヤマト2199からガルパンに転向か?」等と騒いでいましたが、交流サークル仲間のモケジョさんは「画風が少女マンガタッチなので親しみが持てるわー」と歓迎ムードでした。
そして、劇中に登場している伯爵高校チームの戦車のリサーチを当たり前のようにやっていましたが、その結論が「野咲ちゃんが乗ってるのはⅣ号戦車だよね?」となっているのにはガッカリしました。
違いますよ、Ⅲ号戦車ですよ・・・・。