ステップ6では、装輪部分のパーツを組み付けます。
後部装輪の軸部にあたるパーツです。これを組み合わせて、車体底面に取り付けます。
取り付けた状態です。可動になっているので上下にガタガタ動きますが、そのままですと劇中車のように装輪走行の姿になりません。装輪部分を下に降ろして固定する必要があるので、いずれ可動箇所も接着して固定します。
前部装輪のパーツおよび誘導輪のパーツです。
全て組み付けました。装輪はそのまま組み付けると収納状態になるようです。それで装輪の軸部を下に降ろして固定することで、劇中車の姿に近づけることになります。
ステップ7では、起動輪や履帯、車体前面の小部品などを取り付けます。このうち、車体前面の小部品はエッチングパーツですが、完成後は見えなくなりますので、省略することにしました。
そこで、ブラパーツのみを切り出しました。
取り付け終わりました。
次に、履帯の組み立てにとりかかりました。マジックトラックと呼ばれる、連結式の履帯パーツを一つ一つ繋いでゆくタイプです。
その組み立てにあたり、100円均一ショップで調達した細長い目盛付き工作用マット、金属製定規2本、両面テープを用意しました。上図のように、細長い工作マットの上に両面テープを一センチ幅分貼りつけました。
そして、両面テープの縁部分に金属製定規を貼りつけて固定しました。これが履帯パーツを真っ直ぐ並べて組み付けるための治具の役目を果たします。
そして、金属製定規に沿って履帯パーツを両面テープの上に並べてセットし、流し込み接着剤をひいて接着してゆきました。
接着剤を流した後、もう一本の金属製定規を上図のように当てて、履帯の並びを真っ直ぐに整えました。この繰り返しで、根気よくパーツを繋いでいきました。
このキットの履帯は、片側で138個の履帯パーツを繋ぎます。部位に応じて長さを決め、履帯パーツを組み付けてゆきました。
このようにして組み立てて、接着剤も乾いて固着状態になったのを、ゆっくりと両面テープの上から剥がしました。それが上図の状態です。車輪に巻き付ける部分は、接着剤が乾く前に一度巻き付けて、形をつくっておきました。
そうして三、四の履帯ベルトを作って、塗装後に繋いで組み付ける、という段取りで進めました。 (続く)