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けいおん!の聖地をゆく19 その5 移りゆくもの

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 夕方からは、一階左側棚の下半分の展示品メンテに移りました。これまで全然手を付けていなかった部分で、従来は「はがない」関連をメインとする他アニメのフィギュアやグッズが並べられていた範囲でした。
 この部分は、前回の作業時にKさんが「何とか手を入れたい、出来たらけいおん関連をふやしたい」と話していたため、その方向で整理して、非展示品なども新たに組み入れようか、と相談していました。

 上図は、右半分をけいおん関連にまとめるべく、陳列品の取り出しを進めているところです。けいおんの土産物関連のパッケージなどが奥に並んでおり、これらもKさんが再整理して並べ直していました。

 

 入れ替えが完了した状態です。「はがない」関連をメインとする他アニメのフィギュアやグッズはダブリ分もあったので撤去して左半分に圧縮するようにまとめ、空いた右半分にけいおん関連品を陳列しました。上の段から降ろしたまま、行く先を探していたアオシマのモビップシリーズも、そのなかに収まりました。

 

 この範囲にも棚材を入れるかどうかを話し合いましたが、比較的大型の陳列品が多いため、棚を増設するのはひとまず保留にし、いったん入れて並べて、小物類を追加する必要か出てきた時点で棚を追加しようか、ということになりました。
 この範囲には、二階にずっと置かれたままだったムービックのすぴこっとシリーズ4体がようやく定位置を得た感じでおさまりました。アオシマのモビップの前に対応するように並びました。こうして移りゆくものが、色々とあって、館内の景色を様々に変えてゆくわけです。それも歴史だ、小さな歴史だな、と思いました。

 

 続いて、物置の非展示品の小物類を整理した際に、新たに多数のけいおん関連品が出てきていたので、これらも棚展示に組み入れました。展示位置は一階の奥の棚とし、Kさんが組み入れ作業を進めていました。

 

 御覧のように、小さなグッズばかりなので、棚の展示品の隙間や奥のスペースに入れることが可能でした。いままで数年間、ガラクタや他アニメのグッズ類に混じって眠っていたものです。今回の作業で、再び表に出てきた形でした。

 

 組み入れはスムーズに進み、上図のようにまとまりました。館内で最も棚内の陳列密度が高い棚ですが、あまりそれを感じさせないように、カテゴリーやサイズをなるべく合わせてあるため、以前のようなゴチャゴチャ感はあまり感じられません。

 というか、ここまで進捗してくると、以前の状態がどんなだったか、ちょっと思い出せなくなってきました。記録に撮っておいた写真画像を見て、ああこんなだったのか、としばし見入る事もありました。それほどに、今回の一連の作業で、コーナー内の全ての棚の展示を大きく変化させてきたのでした。

 

 上図は、とよさと軽音部のメンバーでもあるKさんが、午前中にミニフィギュア展示区画の端に組み入れて並べた、ミニチュアギター類です。しっかりとけいおんメンバーの愛機をチョイスしてあります。Kさんならばでの、遊び心混じりのこだわりのディスプレイです。スタンドがあれば立てかけることも出来ますが、そういうパーツは無かったそうです。

 

 一階右側の棚においては、Kさんが棚内の展示を全て入れ替えました。もとは書棚の上にあったペーパークラフトの校舎や田井中家などの取り扱いに際して、私が「紙だから脆いから、もっと安全な位置に移した方がよいのでは」と提案したところ、Kさんがこのような「答え」を導き出してくれました。

 

 けいおん痛車プラモデル類も、この中に集約されました。

 

 ペーパークラフトの旧校舎はかなり大きな作品ですが、このようにピッタリと棚内におさまりました。こうした模型系の品は、上から見おろしたほうが、全容がよく分かります。

 

 全体として、この棚は自作イラスト、ペーパークラフト、プラモデル、と創作系の品が集められる形になっています。カテゴリー的にもうまくまとまっているので、この棚の再構成はうまくいったと思います。
 仕上げとして、Kさんが新たに準備してくれた保護ビニールを貼りつけました。これで脆いペーパークラフトもしっかりと守られます。

 

 一階の奥の左側のぬいぐるみの棚も、Kさんの整理によってスッキリした陳列になりました。今後の課題は、その上の展示ケース類をどうするか、でした。
 私自身は、棚上にも別の棚を追加して展示キャパシティを増設するのが良いかな、と考えたのですが、Kさんにも何らかの案があるようでしたので、この時点では簡単に「上にも棚とか置きますか?」と話しかけたにとどまりました。

 しかし、その後も具体的な進展が無かったため、改めてKさんに「例えばカラーボックスを三つほど並べて展示キャパシティを増設したらどうですか」と相談しました。この棚のメンテに関してはKさんに任せていますので、私の提案が良かったかどうかは、いずれ分かるでしょう。

 

 校舎のペーパークラフトが置いてあった書棚上には、額装の品々が並べられました。別の場所にあったけいおんチロルチョコの包装紙パック陳列も、いい感じでおさまっています。ここにも移りゆくものがあるなあ、としばらく眺めました。

 

 かくして、10月18日の作業も、閉館時間の17時を30分ほど過ぎてなんとか終わりました。朝から晩まで動き回って展示メンテをやっていますから、会社での勤務日よりも働いているという感じです。

 

 この日も、豊郷小学校を退出したのは18時近くでした。御覧のように、黄昏の空には月が輝いていました。  (続く)

 


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