9月23日の作業も、朝9時の開館時間から17時の閉館時間まで目いっぱいかかりました。物置に保管している荷物も少し整理して、不要なものは処分しましたので、上図のような感じになりました。殆どは寄託展示品のパッケージ類です。
二階のキャラクターパネルたちは、ずっと私たちの作業を見守っていました。
今後の課題の一つとして未着手のままに残されている、二階のギター類です。ナガシマさんが、いずれギター店の値札のような形で簡単な説明札を付けたい、と話していました。
階段周りの壁スペースも、工夫すればもっと使用出来る筈なので、基本的にどうするかをKさんと相談したりしました。
一階コーナーも作業が終わって御覧の状態になりました。
今回、Kさんが完全に展示の再構成を行って、見違えるようになった一階右側の棚です。
新たに組み入れた雛段の効果は大きいです。自作系の寄贈品イラスト類の展示量および見やすさが大幅に向上しました。この日見学に来ていた一般観光客の数人が、この展示棚の前で足を止めてしばし見入っていたことからも、メンテ効果の程がうかがえました。
観光協会のお二人に挨拶して退出、Tさんリクエストの「ルーチェ・カルマ」へ移動しました。Tさんはこの日の京都からの夜行バスで帰る予定だそうで、それまでに話題のお店を見ておきたい、ということでした。
私も「ルーチェ・カルマ」には何度か行っていますが、いつも近江鉄道の列車待ちの短い時間しか居られなかったので、店内をゆっくり見学したのは今回が初めてでした。
店内に入ってまず目についたのは、上図の秋山澪の等身大パネルでした。誕生日イベント時の景品というのがこれなのでしょうか・・・。
秋山澪のベースが置いてあります。お店の収集品なのかファンからの寄贈品なのかは分かりませんが、おそらく後者でしょう。Kさんがこちらのお店にも幾つかギターを置いている、と話していたからです。
なので、店内の一番奥の薪ストーブの前に並べられた上図のギター類も、Kさんが寄託しているのでしょう。いずれもレプリカ品だそうですが、見分けがつかない私にはどれも本物の高級品に見えました。
見た事のあるようなラジカセ、ヘッドホン・・・。たぶん豊郷小学校の部室や酬徳記念館に展示されているものと同じでしょう。ナガシマさん垂涎のけいおんアンプラグも並んでいました。
いつしか暗くなってきていましたので、お店のお姉さんが机の上のグラス内に点火していました。アロマキャンドルのようですが、もともと妖しい雰囲気のあるこのお店の空間には、とてもよく似合っていました。
夜はナイトバーとして営業されるお店で、近隣のけいおんファンのたまり場でもあるそうですが、遠来の巡礼者のなかでは評判がいまいちのようです。
どうせなら、平日にも午前中にもやってほしい、カフェとしてやってほしい、サンドイッチとかの軽食があったら嬉しい、という声は私も何度か聞きました。確かに豊郷小学校の「登校路」エリアには食事処が少なく、「ルーチェ・カルマ」も豊郷駅前という絶好の立地にありながら、お酒とおつまみしかメニューが無い、というのはある意味勿体無い気もします。 (続く)